一般的な見方だと、アルツハイマー病と認知症というのは、同じ病気と思われています。
どちらも痴呆の症状が出るため、同じ病気というイメージになってしまうのはしょうがないことかもしれません。
確かに、アルツハイマー病は、認知症を引き起こす原因となる病気の一つです。
そのため、アルツハイマー病による認知症というのは、アルツハイマー型認知症と呼ばれています。
ですが、アルツハイマー型認知症は、あくまでも認知症の種類の中の一つで、アルツハイマーと認知症は同義語ではありません。
簡単に言ってしまうと、アルツハイマー病は脳の委縮のせいで起こる病気です。認知症は、脳機能が低下してしまうことで、物忘れなどの症状が起こります。
つまり、アルツハイマー病を治すためには、医療機関での治療が必要となるのです。
メンタル家庭教師では、そうなる前の「予防」を行っていきます。なってからでは手遅れにです。そうならないように、脳トレを今から行っていきましょう。
でも、認知症の場合は、治療はもちろんですが、軽度の場合はリハビリテーションで改善出来ることもあります。これが、アルツハイマー病と認知症の大きな違いと言えるでしょう。
認知症患者を自宅でケアする場合には生活環境の整備はもちろんのこと、考える環境、作業する環境、判断する環境など症状の進行を抑える環境を作ることが必要になります。
また、家族が介護疲れを起こし健康を害することもあるため、デイサービスやショートステイを利用しなるべく負担を軽減するようにしましょう。
在宅ケアのポイント
認知症の在宅ケアを行う際には、自分で考え作業する環境、判断を常に必要とする環境を作ることがポイントになります。
デイサービスを利用する
入浴、排泄、食事など日常生活の介助を行ってくれるサービスです。通所介護とも呼ばれています。
ショートステイを利用する
介護施設に短期間だけ入所出来る介護サービスです。短期入所生活介護と短期入所療養介護の2種類があります。
メンタル家庭教師を利用する
「予防・強化」においてより専門的でかつ高い予防効果を期待できます。
介護施設やご自宅でも指導をお受けいただくことができます。